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「肌のゴールデンタイム」といわれる午後10時~午前2時に 眠るべき、と聞きます。でも、そんな早い時間には眠れません!

いつ眠るかではなくいかに深く眠りに入るか、が重要です。

いわゆるゴールデンタイムに眠らなくても、美肌はつくれます。

一般的に午後10時~午前2時に眠りに入る方がもっとも多いのは周知のとおり。にもかかわらずそこで採取された人眠時間のデータをもとにしたお話なのですから、そもそもあまり参考になるとはいえません。少ししか眠らない人、仕事上この時間に床につけない人にも、美しい肌をした女性はたくさんいます。

眠っている間に美肌はつくられる、というのは確かな真実。けれど大切なのは、しっかりとノンレム睡眠をとって成長ホルモンを大量に分泌させることなのです。睡眠は90分~2時間の間に浅い眠りの状態(レム睡眠)から深い眠りに入った状態(ノンレム睡眠)へ、そしてまた浅い眠りへと変化し、それを繰り返します。この周期を約2回繰り返せば、最初のノンレム睡眠がもっとも成長ホルモンの分泌量が多いため、何時に眠っても基本的にはだいじょうぶです。

逆に10~2時に床についても、眠りが浅かつたり寝た気がしないような睡眠状態だったりすると十分な量は分泌されません。またリズムは大切ですから、できれば週のうち3日くらいは就寝タイムが同じだと、よいですね。

ゴールデンタイム信者は多いですし、深い眠りにつけているならそれはもちろん素晴らしいことです。規則正しい生活が送れることは、健康にもいちばんですしね。

ただし、ゴールデンタイムに眠れないから美肌になれない、なんていう迷信に負けて自分を卑下したりはしないでくださいね。

レム睡眠
身体は休んでいても、脳は覚醒に近い状態で活動している睡眠のこと。目を閉じたまま眼球が非常に速くグルグルと回る特徴的な動き(Rapid Eye MovementS)の頭文字をとって、REM(レム)睡眠といいます。
ノンレム睡眠
深い眠りの状態をノンレム睡眠(レム睡眠ではない、という意味)のこと。眠りに落ちた直後の3時間の間に深いノンレム睡眠になります。最初の3時間にぐっすり熟睡し、深いノンレム睡眠をしっかりとれば、起きたときに「熟睡できた」という満足感が高くなります。